2016年2月22日月曜日

EM13c アップグレードTips パート2

原文:EM13c Upgrade Tips- Part II

Enterprise Manager 13cについてすでに多くのお客様が、単に新機能のチェックのためにインストールしてみるだけでなく、(現行のEM 12cを)アップグレードするプランを立てているようですね。オラクル社ではアップグレードに役立つ情報を数多くカバーしており、私たちが得た情報をあらためて共有しますので、皆さんがアップグレードをスムーズに進めるのに役立てていただければと思います。

リポジトリデータベースはシングルテナントのDB 12cになります

  • リポジトリは12.1.0.2にアップグレードしなければなりません
  • また、12.1.0.2をインストールして終わりではなく、最新のバンドルパッチも適用するようにしてください。バンドルパッチには重要なアップデートが含まれています
  • (OMS)ソフトウェアだけをアップグレードすることも、(OMS)ソフトウェアとデータベースの両方をいっぺんにアップグレードしてリポジトリを後からアップグレードすることもできます。後者のほうがダウンタイムは少なくなります。これは、$OMS_HOME/sysman/install/ConfigureGC.shを実行することで実際のリポジトリアップグレードを行うものです

アップグレードすべきエージェントが大量にある!という場合は?

  • エージェントはいったん12cのままにしておき、最初のアップグレードプロセスがすんだ後にエージェントを13cにアップグレードする、ということを検討してみてください
  • こうすることでダウンタイムを減らすことができます
  • ゴールドエージェントイメージ機能(訳注:13c新機能)を使って、(エージェントの構成パターンを)シンプルにし、統一化されたエージェント環境を持てるようにしましょう。これは、エージェントをまとめて「ゴールドイメージ」の状態にアップデートできるというクールな機能です

それから13c用の新しいプラグインも

  • EM13cへのインフラストラクチャ変更にともない、プラグインも新しくする必要があります。13c用の新しいプラグインはどんどんリリースされていますので、アップグレードする前に自分が必要とするプラグインがすでに出ているか確認してください
  • 廃止になったプラグインもありますのでそれらは削除してください。たとえばExalogic Elastic Cloud InfrastructureプラグインやEMC Symmetrix Arrayプラグインなどがそうです

引き続きいろいろなTipsを書いていく予定ですが、Enterprise Manager 13cにアップグレードするにあたって、まずは以上の3点をチェックリストに加えておいてくださいね。

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