2016年2月26日金曜日

EM13c - DBオプティマイザ統計コンソールへの機能追加

原文:EM 13c – Enhancements to DB Optimizer Statistics Console

Enterprise Manager 13c(EM 13c)には、DBAの方たちに気に入っていただけそうな新機能が多数あります。私がお客様から聞いたことのある不満の一つに、DBMS_SCHEDULERで実行されている統計ジョブの内容がよくわからない、というものがありました。DBオプティマイザ統計コンソールが拡張されたことにより、DBの統計を一か所で管理したり各オブジェクトの状態や統計収集ジョブの実行履歴のステータスやパフォーマンスを確認できるようになりました。このコンソールにアクセスするには、データベースターゲットの「パフォーマンス」→「SQL」→「オプティマイザ統計」を選択します

「操作」、「構成」、「統計ステータス」の各セッションはあまり変わっていません。「操作」のセクションには、「採取」「ロック」「ロック解除」「表示」「リストア」「削除」のメニューがあります。「構成」のセクションからは「グローバル統計の最終オプション」「オブジェクトレベルの(同)」の設定を行うことができたり、「自動タスク」に関する変更、また「SPA検証結果」の参照などができます。





統計採取ジョブリストや「自動タスク」をドリルダウンしていくと、ジョブの詳細レポートが表示されます





大きな変更というわけではありませんが、DBAの作業を少しでも軽減し、データベース統計を調べるときの情報として役に立てばいいのですが!

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